か ら だ の 中 の 自 然 に 耳 を 傾 け る ・・・・・

 オステオパシー 平野治療室

What is cranial osteopathy ?
頭蓋治療とは何ですか?

CRANIAL OSTEOPATHY 頭蓋治療は1939年にウィリアム・ガナー・サザーランドD.O.によって考案、開発されました。
オステオパシーの創始者、A.T.スティルの初期の学生としてオステオパシーを学んでいた彼は、側頭骨が「魚の鰓のような働きを持っているのではないか」という考えを持ちます。つまり、頭全体はたんに一塊の構造ではなく、鰓のように運動性があるとのインスピレーションを得たのです。
彼は縫合を離された頭蓋骨の関節面を研究し、また自らの頭蓋で様々な実験を行い、注目に値する結果を得ていきます。長きに渡る研究と共にこの頭蓋治療は、それまであらゆる治療にも反応しなかった、いろいろな問題を楽にしていきました。

頭蓋領域のオステオパシー治療ではサザーランドD.O.の発見に基づき、頭蓋骨を1つのかたまりとして扱う従来の一般医学とは違った診かたをしていきます。
頭蓋縫合や頭蓋骨そのものにおける微細な動きの観察は、頭蓋オステオパシー独自の手法です。
観察と治療の対象は頭蓋骨にとどまらず、その内側にある髄膜や中枢神経系に至ります。
治療され解放された健康の力は、オステオパシーの原理原則の1つである全体性へと広がり、身体は一つのユニットとして機能しながら生きていくのです。

病気が治るから健康になるのではありません。
健康という生きる力がその人を癒やしています。
健康と共に人生を歩いて行くことの権利と自由を、今を生きる全ての人が生まれ持っているのです。